「コーチになり、1人で担当を持つことが出来た!!
でも、子供たちに舐められている感じがするんです・・・」
と言う悩みを聞いたりします。
コーチが必ず通る道ですが、そのままコーチを続けるか、壁を乗り越えて成長するかは『3つの顔』の意識するかで変わります!!
『3つの顔』を持つことによって、人として深みのあるコーチに近づくことが出来ます。
「人気のあるコーチ」ではなく、
「尊敬されるコーチ」になることが出来るはずです。
最初は「優しい」だけ「厳しい」だけのコーチになりがちです。
3つの顔を『意識しながら指導するコーチ』と『ただ、指導するだけのコーチ』では、お子様や保護者様からの、信頼の寄せられ方、尊敬のされ方は違ってきます。
『親の顔』
・危険なことをしたり、ルール・マナーを守らなかったときに、子供たちを叱る。
『怒る』ではなくて『叱る』
『怒る』とは、怒り手の感情を外に爆発させること
『叱る』とは、相手により良い方法を教示すること
「怒る」と「叱る」は違う!子どもを傷つけずに効果的に叱る6つの基本ルール
例えば、
「さっき、並んでいるときにお友達を押しているのを見たんだけど、押してた?(うんと言えば)お友達を押したりするのはいいことかな?押されたお友達がプールに落ちたら、どうなると思う?(怪我をすると言えば)そうだよね。怪我をしてしまうよね。プールに来て、怪我をしたら、嫌だよね。だから、コーチは待つときはお友達の嫌なことをしないで待っていてほしい。出来るかな?」
・子供たちの成長に寄り添う顔
子供たちは、コーチに言われたことを頑張ってやろうとしてくれます。頑張ろうとしている姿やちょっとでも出来るようになったことを見逃さず、子供たちに声をかけてほしいです。その声がけが「コーチは僕(わたし)のことを見てくれているんだ。」という安心感につながり、もっと頑張ろうとしてくれます。
『お兄さん、お姉さんの顔』
・子供たちを引っ張っていく。
分かりやすい例がNHK「おかあさんといっしょ」のお兄さんとお姉さん。特に体操のお兄さん。
テレビで見ているだけでも、子供たちがお兄さんの言葉1つ1つに反応して、心を引っ張られるのが分かります!
新しい練習をするときや練習が難しくてうまくいかないときに『一緒にやろう!』と気持ちを前向きにしてあげれる指導をしたいですね。
例えば、
「次の練習は25mを2本頑張って泳ぐよ。途中、しんどかったら立ってもいいよ。みんな、手をグーにして!25m頑張るぞ〜 エイエイオー!」など、みんなで声を合わせるのも良いでしょう。
『友達の顔』
・子供達と同じ視線になり、楽しみます!
子供たちが興味を持っているものってなんなのかを調べて、会話をしたりします。
小学低学年なら、子供向け雑誌を購入して、キャラクターの話をしたり。
小学高学年なら、歌番組やドラマを見たり、情報収集して話をします。
大人ではなく、『いかに子どもになれるか』が大事ですね。
例えば、
「○○くんのタオル、仮面ライダーゼロワンじゃん。コーチも日曜日テレビで見たよ!」と、会話を弾ませることが出来ます。
ちなみに私はプールサイドに行くまでの間、子供たちの真似をして一緒にお尻を振ってみたり、踊ってみたり、テンションを上げて楽しんでいます(笑)
3つの顔を使い分けることは難しいかもしれないですが、
「コーチは子供たちの『水泳って楽しい』と思ってもらう大事な役目を背負っている(人生に関わる)」
この想いを持っているなら、チャレンジをしていかないと絶対にダメ!
コーチが変わらないと子供たちが変わることはない!
一緒に努力して、成長していきましょう。
「コーチになりたい!」と言う方も、
「水泳を教えるって難しい」と言う方も、
要望があれば、【楽泳】にお任せください!
子供たちに水泳をもっと楽しんでもらいたいと思うコーチは
勉強して、変わっていきましょう
お問い合わせはこちらから (メッセージ入力後、送信ボタンを押してください)