こんにちは!
『福岡を水泳で元気にする!』
いつも全力!!
水泳大好きスイミングコーチ「楽泳」です!
『背泳ぎ』は4種目(クロール、背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライ)の中で唯一の
上を向いて泳ぐ泳ぎです。
そして、クロールと同じように、バタ足をして、手を交互に動かすという
泳ぎになります。
上を向いて泳ぐので、顔に水がかかりそうで嫌だという声を聞きますが
横を向かなくても呼吸が出来るということから初心者向けの泳ぎだと言えます。
背泳ぎを泳ぐために
『背浮き』
『背面キック』
『ストローク(手回し)』
『呼吸』
の4つを練習していきましょう。
背浮き
『背浮き』とは、上を向いて浮くこと
(けのびは下を向いて浮きます。)
『背浮き』のゴール
・顔が水面から出て、呼吸がしやすくなっている
・上半身上部が浮いている。
『背浮き』では、体が一直線になるというのをゴールにしないでください。
人間の体は、上半身に肺があり浮きやすくなり、下半身は太ももの大きな
筋肉がついているため沈みやすくなります。
特に男性は、沈みやすくなるので、背浮きをしたときに下半身が沈むのは
仕方がない!そこは、諦めてOK😁
『背浮き』の順序
- 両手で壁を持つ
- 両足を壁の上部につける
- 肩まで沈む
- 耳をつける
- ゆっくり膝を伸ばして浮く
『立ち方』
- 頭を水から上げ、お腹をみる
- お尻が下がり、体が立ちやすくなるので、足をつけて立つ
背面キック
『背面キック』とは背浮きの姿勢からバタ足をすること
『背面キック』のゴール
・キックを打つことにより、下半身が浮いてくる
・ゆっくりのリズムでいいので、常に足を動かし続ける
泳ぎの上手い人は両腕を耳の後ろに持ってきて、ストリームラインのようにして
泳ぎますが、肩の柔軟性やみずのなかでの体の使い方に慣れていない場合は
バランスが取りづらくなるので、背浮きのように気をつけの姿勢でキックを
しても大丈夫です。
肩の柔軟性やバランスを取ることができてくれば、両腕を耳の後ろに持ってくる
『背面キック』にもチャレンジしてみましょう。
『背面キック』の順序
- 壁を蹴ったら、背浮きの姿勢で進む(すぐに足を動かすのはNG)
- ゆっくり、水面から水中の範囲で足を動かすようにする
【よくある間違いと改善点】
・膝が水面から出てしまう
→『足の甲』と『すね』で水を蹴る
・けいれんしているような、蹴り幅の狭いキックになってしまう
→太ももから、リズムはゆっくりでいいので動かす
・足が下がり、水の抵抗をうけて進まない
→水面と水中の範囲で足を動かす (水面まで足を持ち上げてない場合が多い)
ストローク(手回し)
『ストローク』とは肩から腕を回すこと
『ストローク』のゴール
・手のひらで水を押す
・顔の前を通り、手を戻す
『背泳ぎ』はクロールの逆と言われますが、ストロークは違います。
円を描くように水を押す動きをすると、水を正しく押せずに体が前に進みません。
ストロークは体の横を通るようにすると進みやすくなります。
体でTの字をするようにすると、体の横を通るというのがわかりやすいです。
『ストローク』の順序
- 頭の横に手が伸びている (肩が硬い方は外側に伸びていてもOK)
- 手のひらを外に向けて(小指が下を向く)、ゆっくり動かし始める
- 体の横を通り、太ももにタッチする
- 親指から腕を上げ、顔の前を通り、手を戻す 1に戻る
【よくある間違いと改善点】
・肘が曲がり、水が押せない
→手のひらを外に向け、体の横を通しながら、ゆっくり動かし始める
(はやく動かすと、水が重たく感じて肘が曲がりやすくなってしまうので。)
・顔に水がかかる
→水を押し終わったあと、親指を上に向けて腕を持ち上げる
呼吸
『呼吸』とはリラックスして泳ぐため、リズム良く泳ぐために必要
『呼吸』のゴール
・片方の手が水を押しているときに息を吐く
・手が水から上がり、戻るときに息を吸う
上を向いて、いつでも『呼吸』が出来ますが
息を止めて泳いだり
いつでも呼吸ができるので、呼吸がはやくなり、浅い呼吸
になる人が多くいます。
ストロークに合わせて呼吸が出来ると泳ぎやすくなります。
『呼吸』の注意点
- 息を止めない
- ストロークに合わせる
まとめ
『背浮き』のゴール
・顔が水面から出て、呼吸がしやすくなっている
・上半身上部が浮いている。
『背面キック』のゴール
・キックを打つことにより、下半身が浮いてくる
・ゆっくりのリズムでいいので、常に足を動かし続ける
『ストローク』のゴール
・手のひらで水を押す
・顔の前を通り、手を戻す
『呼吸』のゴール
・片方の手が水を押しているときに息を吐く
・手が水から上がり、戻るときに息を吸う
『背泳ぎ』は上を向いて泳ぐ種目になります。
練習するときには、同じレーンで泳ぐ方に気をつけて、練習をしてくださいね。
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