こんにちは!
『福岡を水泳で元気にする!』
いつも全力!!
水泳大好きスイミングコーチ「楽泳」です!
スイミングスクールで、子供たちを教えることに喜びを持ちながら、コーチングを行う人も多いですが、悩みながら指導している人もいます。
そんな人たちの力になれればと思い、
『コーチ育成塾』として記事を書いていきます。
今回は、
『子供たちが言うことを聞いてくれない』
と言う、よくあるけど、なかなか抜け出せない悩みについて、考えていきましょう!
子供たちを見てる?
子供たちは、自分のことを見てくれる人に興味を持ちます。
受け持つクラスによっては、人数が多く大変な時もあるかもしれません。
でも、子供たちにとって水泳を教えてくれる頼りになる人はコーチだけなんです。
その期待を知り、
子供たちに『コーチはあなたのことを見ているよ。今日も頑張ろう』という合図を出すことが大事です。
では、どんなタイミングで合図を送っているのでしょうか。
出席確認
必ず出来るタイミングが『出席確認』のときです。
名前を呼びながら、アイコンタクトを取る。時間があれば「元気な声で返事できたねぇ!」など、一言声をかける。
これだけでも、子供たちは安心することができ、コーチに興味を持ってくれます。
時には、子供との共通の話題で盛り上がるのもいいですね。
私は、けっこう盛り上がりすぎてしまうこともあります(笑)
えっ?なんの話をしているかって?
・学校であった事の話
・テレビの話
・最近、流行りの歌の話
・CMの話
大体この様な話を、時には、踊ったりしながら😁自分から切り出す様にしています。
練習しているとき
フロア台について立ったときに声をかけていますか?
またはジェスチャーをして『コーチはあなたを見ているよ』のアピールをしていますか?
子供は泳げるようになりたいと思って、頑張っています。
でも、頑張っている姿を見ていなければ、「子供たちは自分のことを見ていない」と思って
コーチの前までは頑張るけど、コーチのところを過ぎたらコースロープを持って練習しなかったりします。
指導も大事ですが、子供たちに『あなたのことを見ているよ』という安心感を与えることを優先的に意識したほうが良いです。
頑張る→見てもらえる→声をかけてもらえる→嬉しい→もっと頑張る→上手になる
このサイクルができると、子供たち自身で練習を頑張る環境ができます。
そして、コーチは子供たちを褒める環境も出来るのです。
褒められた子供たちは、コーチのことを好きになります。興味を持ちます。
説明をするとき
説明をするときに自己満足に陥っていませんか?
子供たちと視線を合わせて表情を確認していますか?
想像してみてください。
上司の長い話・・・
途中から聞く耳持たなくなることもありますよね。上司は部下に為になる話をしようとしてくれています。
でも、聞く側としては早く終わらないかなと思って、違うことを考えたりしますよね。
この「違うことを考えたりする」が子供たちには「遊ぶ」になるんです。
ポイントを絞って話しましょう。
私が気をつけていることは、
『単語で話をする』様にしています。
「25m!」「クロール!」「4本!」「頭を動かさないように!」とか。
単語と単語の合間の時間で表情見て、子供たちと視線を合わせて聞いているのを確認して
一緒に授業を作っていく。
言葉で全てを伝えようとしないで、模範動作を見せて理解してもらうのも1つの方法です。
『百聞は一見に如かず』
見てもらいたいポイントを伝えてから、模範動作をする。
例えば、
「クロールの呼吸をコーチがするから、コーチが泳ぐのを横から一緒に歩きながら見てね!」
「呼吸のときに、『コーチの好きなご飯』を言うから何か当ててみよう!」
これで、子供たちは楽しみながら呼吸動作を見ます。
泳ぎ終わった後、好きなご飯の答え合わせと、『コーチが横を向いて呼吸をしてたのを見たかな?みんなも同じように横を向いて呼吸しよう!』と伝えることが出来ますね
まとめ
コーチが子供たちに興味を持つことで、
子供たちはコーチに興味を持ってくれ、話を聞いてくれる確率が高くなります。
『子供はコーチの鏡』
子供たちが話を聞かない=コーチがコーチに興味を持っていない。
コーチが子供たちに対して、興味を持ちましょう!!
これが、基本中の基本です。
レッスンは子供たちとコーチが一緒になって作るものです。
お互いがお互いのことを興味を持ち、1つのチームになる。
それが出来てから、指導をしていく。
指導から始めようとすると子供たちは『コーチとの距離』を感じてしまうでしょう。
子供たちと一緒に楽しい水泳の時間を作り上げていきましょう!!